クロガキスタイルのトレードでは
５種類の水平線を用いて相場を分析します
過去に、そのラインの引き方と活用方法を
解説する動画も作っていますが
せっかくこうしてブログを用意したので
３分講座の動画と併せてそのリライトとして
５種のラインを順次解説していこうと思います
今回はその第一弾『ダウ理論ライン』
からいきましょう
目次 Contents
ダウ理論ラインの解説映像（３分講座）
先に公開したこの動画ですが
どんな引き方をして
どう使うラインなのか
を簡潔（？）に３分でまとめた内容になっています
本文を読み進めていく前に見ておくと
学習内容がイメージしやすくなるかと思います
ダウ理論ラインとは何か？（用途とメリット）
まず、「ダウ理論」と聞いて皆さんは何を連想しますか？
「え？トレンドを見るんでしょ？」
「エントリーの方向決めるだけの理論なのに
ラインがどう関係するの？」
と逆に疑問に思う人の方が多いかもしれませんね。
ですが、ダウ理論と一言で言っても
その奥深さと有用性たるや
あらゆるテクニカル分析の王様と言っても
過言ではないんじゃないかと思うくらい
大事な物なのです
僕（KURO）が例えるなら武士の刀くらいでしょうか
ただの武器ではなく
トレードにおける命そのものとも（大げさ？ 笑）
冗談はさておき
ダウ理論を用いたテクニカル分析において重要な情報は以下の通りです
・波形の頂点を把握し、頭の位置を想定する
・トレンドの発生点、崩壊点をラインで把握する
→どこを抜けたら大きくプライスが伸びそうか把握する
細かい点を挙げると他にも色々ありますが
今回の話において特に重要なのは上記の２点です
つまり、５種のラインのうち
このライン１つを使いこなせるだけで
『頭と尻尾』の『頭』を狙い
エントリーと同時に含み益になる大きくプライスが動く場所
を把握することができるわけです。
ダウ理論ライン使いこなす上で大事な ２つ の要点
ダウ理論ラインのメリットを知ってもらえたところで
次に問題になるのは、こんなところでしょうか
・トレンドの把握に自信がない
・いつも波形の取り方に迷う
・そもそも押し安値と安値の違いがよくわからん
要は、ダウ理論の基本が身についていないと
折角の有効なラインが活かせない事になります
そこで、この章ではダウ理論ラインを正しく活用する為に
大事な要素をまとめていきます
トレードのイメージを明確にする〜どこを狙うのか〜
まず、ダウ理論を主軸にしたトレンドフォローをする場合
どんな場所がトレードするべき場所になるか？
これをしっかりイメージとして持っておく事です
大雑把なイメージとしては、以下の図のようになります
僕らがいつもツイートで長短のトレンド一致という表現で
伝えているものですね
この辺りはもう少し具体的にイメージしたい場合は
以下の動画が参考になりますので、併せて見てみてください
ダウ理論の基本『波形認識』と『トレンド把握』
ダウ理論ラインを用いて監視ラインを決めていくには
当然ながら、ダウ理論の基本はしっかり押さえる
必要があります。
ラインの種類は
押し安値
戻り高値
直近安値
直近高値
の４種類
実際のチャートに当てはめて考えると
下の図のように描き入れていきます
つまり、ダウ理論ラインを有効に活用して
トレードするには
・ダウ理論の基礎を正しく身に付けている事
・常に一定の規則に沿って『波形認識』できる事
特に２点目の『波形認識』がとても重要になってきます
あくまで一例として、僕らの波形認識の定義は公開していますが
これが絶対唯一の認識法ではありません
波形を大きく捉える人、小さく捉える人
それぞれによって認識するトレンドも
それに伴い意識するラインも大なり小なり
変わってくるものです
ですが大事なのは
どう言う波を捉えるのが正解なのか？
といった「正解」を追い求める事ではありません
『自分はいつこのチャートを見ても、この捉え方でいく』
と言い切れるくらいに一貫した波形認識ができる事
この水準まで行くのは検証に紐づく経験も必要なので大変ですが
一度『固定された』視点を身に付けてしまえば
これほど強力な武器はない！
と言えるほどに役立つラインとして機能してくれます
是非、多くのチャートを見て
まずは波形を描きながら自分がチャートの中でイメージする
波形を視覚化してみてくださいね
まとめ ダウ理論ラインは、基本かつ超重要ライン
最後にここまでの話をまとめますが
今回ご紹介した５種のラインのひとつである
ダウ理論ラインはクロガキスタイルの
トレードにおける最も基本的で、かつ重要なラインです
なぜここまでしつこく重要性を説くかというと（笑）
このラインをいつも一貫した視点で引けるかどうかで
今後説明する４種のラインの機能の精度に
大きく影響してくるからです
どういうことかというと
例えばですが
ある人がチャートを１枚手渡されて波形を認識するとき
常に一貫した波形認識ができる人であれば
いつ同じチャートを渡されても
同じような波形認識ができるので
必然的にダウ理論ラインも同じ場所に再現して
引くことができます
一方
・波形の捉え方に自信がなく、誰かにチェックしてもらわないと不安
・気分によって波が大きくなったり、小さくなったりする
こういった悩みを抱えながらチャートを見ると
同じチャートでも見るたびに認識する波形が変わり
ダウ理論ラインも位置が変わってしまう
という事が起こりかねません
そうなるといつも波形の頂点の位置が変わってしまう
事になりますからダウ理論ラインの位置も変わっていきますし
付随して他４種のラインも一貫性を保って引く事が出来なくなります
こう書くと、これがいかにマズイ事か
なんとなく想像がつくかと思います
つまりダウ理論ラインを最大限
『勝つ・稼ぐトレード』に活かしていく為には
一貫した波形認識
が最も重要な要素であり
これを身に付ける事ができれば
かなりの割合で僕らのトレードを再現する事ができるのです。
そして、これは少々余談というか繰り返しになりますが
このラインの習熟度が、今後解説する４種のラインを
どれだけ使いこなせるかにも非常に大きく影響してきます。
今はまだイマイチ実感が湧かないと思いますが
今後３分講座やこちらのブログで解説する中で
理解して頂こうと思っていますので
期待して待っていてください
まずは、この基本かつ重要なダウ理論ラインを使いこなし
勝ちトレードの基礎をガッチリと創りあげていってください
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